常葉幼稚園とは
常葉幼稚園は、大正4年5月に大谷派福井別院を母体として設立されました。 その当時設立された幼稚園は、わずか1、2園であったことを見ても、 設立者がいち早く幼児教育の重要性を痛感していたと思われます。
設立当初は、大正から昭和にかけての経済不況の中にあり、その後、戦災による園舎の焼失、 福井地震による崩壊等、多くの災害に遭遇しましたが、その都度、関係者や真摯な努力により再建され、 長い歴史を刻みながら、平成27年には100周年を迎えました。 令和4年5月からは、認定こども園として、8か月児より受けいれています。

理念
生命(いのち)の尊さを知り、豊かな心と創造性あるこどもに育てたいと考えています。
生命(いのち)の尊さを知り、豊かな心と創造性あるこどもに育てたいと考えています。
仏教の精神により豊かな心の幼児を育てることに努力してきました。
急激な経済成長によって、物質的にはたいへん豊かな社会になりましたが、 その反面、人々は物の大切さや生命の尊さ、人を思いやる気持ちを忘れているようでもあります。
そのような状況の中で、本園は、園と家族とが一体となり、“ともに生き、ともに育つ喜びを分かちあう”ことを指標とし、全職員が心をひとつにし、家庭と連携をとりつつ、情熱をもって幼児教育の実践にあたっています

教育目標
いのちを大切にし、思いやりのある子ども
自然の美しさを知り素朴な印象の中にも深い感動を持つ子ども
心身共に健康で、自分で考えながら粘り強く行動できる子ども

園長挨拶
人は環境によって育てられ、環境は人がつくる。根っこを養えば、木は自ずと育つ。
 常葉幼稚園は、大正4年、真宗大谷派福井別院の住職であった能浄院連枝が、真宗の教えを基盤とした教育の必要性から創設された歴史ある幼稚園です。「共に生き、共に育つ喜びを分かち合う」ことを指標としたまことの幼児教育は、今の時代にも脈々と受け継がれています。
 人は、6歳までに脳の大部分が発達し、人間としての基礎が出来上がるといわれています。子どもたちが、幼児期においてどのような環境の中で、どのような人たちによって、どのように育てられたかは、10年後、20年後・・・の人生を左右するとても大事なことなのです。そこで、本園では、幼児期を人生の根っこづくりのとても重要な時期ととらえ、子どもたちが生活する環境づくりに特に気を配っています。
 園児たちの一日は、仏さまの前で手を合わせ、今日もよろしくお願いしますという心を込めた「礼拝のうた」から始まります。様々な教育活動の場面では、毎日を力いっぱい生きることで自立心を養い、素朴な事象にも感動したり興味をもって追究したりできる幼児を目指しています。緑あふれる園庭には、くり、ビワ、グミ、山桃など実に40種類以上の木々が植えられ、日々自然を体感できる環境が整っていて、子どもたち同士のコミュニケーションにも役立っています。
 本園では、これからもいのちを大切にし、自分も人も大切にするという「いのちの教育」である『真宗保育』を保護者の皆様のご協力のもと推進してまいります。
園長 今川 恒弘
園長 今川 恒弘
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